先日ご依頼をいただき、カセットテープの中身をデジタルデータに変換する作業を行いました。この作業を通じて、単に音声をデジタルデータに変換するだけでなく、そのテープに込められたかけがえのない「歴史」を次世代に繋ぐお手伝いができたと感じています。
カセットテープは、かつて私たちの生活の中心にあったメディアでした。80年代から90年代にかけての会話議事録はテープレコーダーがスタンダードな手段で、当時の重要な証言や生の声を取りこぼさないための必需品といえる存在でした。

デジタル化したデータは、現代のAI技術と組み合わせることで議事録の文字起こしや要点のまとめなどの活用も簡単にできるようになります。過去の記録を残す資料になるだけでなく、未来の戦略を立てるためにも活用できるのです。
カセットテープを歴史の資料として眠らせたりせず、是非現代でも活用できるフォーマットに変換して活かしてみてはいかがでしょうか。